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在中歴10年が教える初めての中国旅行で覚えておきたい中国語

中国系ブロガー・イラストレーター

りょう

20代で中国に渡り留学、その後日本語教師などを行い中国に住み続け今年で10年になる。趣味で始めたAmebaブログにて漫画で中国での生活を記録し始めた…

中国で10年住んでいた経験者が、初めて中国に行く方が覚えておいたほうが良い中国語のフレーズをご紹介します。どのフレーズもカタカナで表記してあるので、これまで中国語を全く勉強したことがない方でも簡単に使えるようになっています。あくまで旅行用のフレーズなので、ガッツリした会話はできませんが、旅行であればこれだけ覚えておけば大丈夫です。

目次

  1. 基本フレーズ
  2. 空港で使うフレーズ
  3. 買い物で使うフレーズ
  4. ホテルで使うフレーズ
  5. レストランで使うフレーズ
  6. 中国旅行でのポイント
  7. まとめ 基本フレーズだけ覚えて旅行に行こう

ポイントだけ押さえれば怖くない中国語


你好!中国に旅行に行く場合、どうしても心配になるのが中国語ですよね。わたしもはじめて中国に行った時は、中国語をまったく話せなかったのでかなり不安でした。そんな私も中国生活が10年目に入り、今では中国人と自由にコミュニケーションができるようになっています。
中国語は習得が難しく、初心者であれば日常会話をするのはかなり困難でしょう。ただ旅行の場合には、使う言葉も限られていますので、そこまで高いレベルの中国語が使えなくても問題ありません。私もこの10年の経験を通して、旅行であれば簡単なフレーズさえ知っておけば大丈夫だと分かりました。これから場面ごとに実用的な中国語のフレーズをご紹介していくので、これから中国に旅行に行きたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

基本フレーズ


これから中国に旅行に行った時によく使うであろう「挨拶」などのフレーズをいくつか取り上げていきます。

挨拶

まずよく知られているのが「你好」(ニーハオ)でしょう。他にも朝であれば「早上好」(ザオシャンハオ)「早」(ザオ)といった表現を使うこともありますし、夜であれば「晚上好」(ワンシャンハオ)というようなフレーズもあります。
しかし実はどれも「你好」(ニーハオ)で言い換えることができます。例えば夜であっても、朝であっても「你好」(ニーハオ)と言っても違和感はありません。ですので、中国に旅行で行くのであれば「你好」(ニーハオ)だけ覚えておけばまず問題ないでしょう。

道を聞く

旅行ではよく使うことになるのが「〇〇はどこですか?」というフレーズでしょう。中国語でも色々な表現があるのですが、よく使うフレーズとして「〇〇在哪儿?」(〇〇ザイナー?)というものがあります。ただこの「儿」(er)という発音は日本人には難しく、このまま発音しても聞き取られないことがあります。
そこでおすすめなのが「〇〇怎么走」(〇〇ゼマゾウ?)というフレーズです。このフレーズであれば、カタカタをそのまま発音しても大体の方が聞き取れるはずです。〇〇の部分に行きたい場所や地名などを入れれば、どのシチュエーションであっても使える非常に便利なフレーズだといえるでしょう。

謝る

状況によっては必要になるのが謝るフレーズです。謝るフレーズもたくさんあるのですが、よく使われるものには「对不起」(ドゥイブチー)があります。
ただ注意したいのがこの「对不起」(ドゥイブチー)は、日本語の「すみません」と同じ使い方はできないという点です。日本語で言うと「大変申し訳ございません」と同じくらいの意味を持っているので、慎重に使うことが大切です。何かトラブルの際に「对不起」(ドゥイブチー)を使ってしまうと、こちらに全面的に責任があることを認めているような印象を相手に与えてしまうこともあります。

感謝する

これも中国語では色々なフレーズがあるのですが、旅行であれば一番簡単な谢谢(シエシエ)で事足りるでしょう。
ちなみによくシェシェと発音している方がいますが、中国語ではシエシエと言ったほうが近いニュアンスになります。シェシェでも十分通じるとは思いますが、シエシエと言ったほうが伝わりやすいといえるでしょう。
日本人だとつい谢谢(シエシエ)を連発する方が多いですが、中国では日本ほど谢谢(シエシエ)を使いません。色々な理由がありますが、とくに家族や親しい友人間で谢谢(シエシエ)を使うのは他人行儀だという風習があります。旅行であれば連発しても問題ありませんが、「对不起」(ドゥイブチー)同様に、本当に感謝している時に使う言葉であるということも念頭に入れておきましょう。

反応する

日本で相手の言葉に反応するときには「へー」「そうなんだ」「はい」というような言葉を使います。中国でも同様に色々なフレーズがあるのですが、便利なものとして「好」(ハオ)というものがあります。この一言だけで「へー」「そうなんだ」「はい」というニュアンスを表現することができます。
ただ注意したいのが、中国では、日本のように「相槌を打つ」という習慣があまりありません。日本では相手が一言話すと、何かしらの相槌を打つ場合が多いですが、中国では何も相槌を打たない方も多くいます。こちらが一生懸命に話していても何も反応がないという場合には、そのような風習の違いを理解しておくことも大切です。

空港で使うフレーズ

航空会社によっては日本語でも通じるところや、日本人添乗員がいる場合もあります。また空港では、基本的に英語でコミュニケーションができる場合が多くなっています。それでも実用的な中国語で使えるフレーズをいくつか紹介していきましょう。

機内で

機内でのコミュニケーションといえば、飲食に関する会話でしょう。英語で伝えれば伝わるので中国語でなくても良いのですが、中国語での簡単なフレーズをご紹介します。
「〇〇が欲しい」という場合には、「我要〇〇」(ウォーヤオ〇〇)といいましょう。人によっては「请给我〇〇」(チンゲイウォー〇〇)というような丁寧語のほうが良いという方もいますが、中国語では「丁寧語」や「尊敬語」は日本ほど大きな違いはありませんし、使わなくても失礼にはあたりません。中国語初心者であれば簡単な
「我要〇〇」(ウォーヤオ〇〇)というフレーズだけ覚えておけば大丈夫です。
単語についてはコーラ「可乐(kě lè)」、ジュース「果汁(guǒ zhī)」というように発音するのですが、どちらも日本人には難しい発音になっています。それで初心者であれば無理せずに「我要」(ウォーヤオ)といって指差し注文すれば良いでしょう。

イミグレで

中国のイミグレでは、日本人旅行者や出張者が多いためかあまり詳しく聞かれることはありません。わたしも何十回も日中間を行き来していますが、イミグレでは言葉を発することは滅多になく、パスポートが処理されるのを黙って見ていれば問題ありません。たまに滞在の目的などを聞かれることもあるかもしれませんが、その場合には观光(グアングアン)と言いましょう。他にも「旅游」(lǚ yóu)という言い方がありますが、発音と声調が難しいので、初心者の場合には观光(グアングアン)のほうがおすすめです。

空港を出てから

イミグレを通り、荷物を受け取ったら人によっては両替が必要になることでしょう。空港では手数料が高かったりするのですが、旅行であれば便利な空港での両替が良いかもしれません。両替は中国語で「换钱」(ホワンチェン)といいます。正確に両替所を探したいのであれば「在哪儿可以换钱?」(zài nǎr kě yǐ huàn qián)とも言えるのですが、初心者には少し難しくなってしまうでしょう。「换钱」(ホワンチェン)とだけ伝えれば、察してくれて場所を指さしてくれるので、この単語だけ覚えておけば問題ありません。また空港では分かりやすく両替所の場所の表示がされているので、自分ですぐに見つけることもできるでしょう。

買い物で使うフレーズ

中国旅行ではお土産を購入したり、旅行先で使うものなどを購入する場合もあるかもしれません。大抵の場合には、買い物で複雑な会話は必要ないので、最低限使える中国語のフレーズをまとめました。

値段を聞く

「いくらですか?」という中国語は「多少钱?」(ドゥォーシャオ チエン)になります。若干難しい発音ですが、商品などを指さしたり、実際に持って店員に尋ねれば意味を汲み取ってくれるでしょう。
大都市などでは英語ができる店員がいたり、日本人観光客がよく来るような場所では日本語ができる中国人店員もいたりします。

値切る

中国では、大きな百貨店を除いて、大抵の場合には値引き交渉をすることができるようになっています。とくに観光客をターゲットにしているようなお店では、値引き交渉によっては商品の値段が3分の1以下になる場合もありますので、ぜひ値下げ交渉をするようにしましょう。(元々の値段を釣り上げている事も多い)
「安くなりませんか?」の中国語のフレーズは「能便宜点吗?」(ナン ピエンイーディエンマ)を使いましょう。ちなみに値下げ交渉をするということは、買う意志があるということを相手に伝えることになります。値下げ交渉をしても購入しないと罵倒されたり、かなりキレられることもあるので注意しましょう。

ホテルで使うフレーズ

中国旅行ではホテルに泊まる場合がほとんどだと思います。そのホテルで使える簡単なフレーズをまとめてみました。

受付にて

一般的にあらかじめインターネットなどでホテルを予約している場合がほとんどでしょう。ツアーなどの場合には、添乗員さんが変わりに手続きなどをしてくれるはずですが、個人旅行であれば受付でチェックインをしなければなりません。この場合には「ここで予約をしました。」「这里订了房间」(ジェリ ディンラ ファンジエン)というフレーズを使えます。もし通じなかったとしても大きなホテルでは英語が通じますし、インターネットでの予約番号などを見せれば大丈夫です。

トラブル時

ホテルでの宿泊で何らかのトラブルが生じるかもしれません。中国では小さいホテルや設備の悪いホテルは外国人登録ができないようになっているので、外国人が泊まれるホテルは全体的にみても整備されている場合がほとんどでしょう。それでも何かトラブルがあった場合には受付に伝える必要があります。
トラブルといっても色々な種類がありますが、よくあるのが設備の故障です。そのような際には「〇〇が壊れました」「〇〇坏了」(〇〇ホワイラ)というフレーズを使えます。エアコンでしたら「空调」(コンティアオ)、トイレは「马桶」(マートン)になります。ちなみに中国のトイレは下水管が細いので詰まりやすく、トイレットペーパーをそのまま流してしまうと詰まってしまうので、トイレに置いてあるゴミ箱に、使ったトイレットペーパーを入れるようにしましょう。

レストランで使うフレーズ


ツアーなどでは自分で注文する必要はありませんが、個人旅行や自由時間などでは自分でレストランに行く機会もあるかもしれません。そのような際に使えるフレーズをまとめてみました。

注文するとき

レストランによってもシステムが異なります。多くの場合には先に席に案内されてメニューから注文することになりますが、大衆食堂のような場所では、最初にバーカウンターで注文と支払いをするところもあります。ブックタイプのメニューがあるお店もあれば、壁にメニューがそのまま書かれているところもあります。
料理名のなかにはかなり難しいものもありますので、簡単なフレーズとして「これください」「我要这个」(ウォーヤオジェガ)もしくは「あれください」「我要那个」(ウォーヤオネガ)を覚えておきましょう。
大抵の場合にはメニューや写真を見せながらこのフレーズを伝えればそれで通じます。メニューのなかには写真が載せられていないものもあります。中国語で「おすすめは何ですか?」「你们的特色菜是什么?」(nǐ men de tè sè cài shì shén me)と言ってみても、日本人に受け入れられる味かは保証できませんし、中国語で教えてもらってもそれが聞き取れないのでは意味がありません。他のお客さんの食べている料理を指して「我要那个」(ウォーヤオネガ)と言ってみたほうが、料理が運ばれてきてがっかりしたということを防げます。

お会計するとき

中国ではレストランによって、先会計であったり、席に店員を呼んで会計をしてもらうところ、さらには日本のようにレジに出向いて会計をするところなど、さまざまなケースがあります。個人的な印象では、席に店員を呼んで会計をしてもらうという場合が多いようなイメージがあります。それで食べ終わったら「お会計お願いします」「买单」(マイダン)と言うようにしましょう。
実はこの买单という言葉のほかにも、地域によって色々な言い方があるのですが、どの地域でも「买单」(マイダン)で通じるので、これだけ覚えておけば問題ありません。

トラブル


旅行でつきものなのがさまざまなトラブルでしょう。よくあるのがお財布やパスポートといった重要なものを紛失してしまったというケースです。この場合には、警察やホテルなどに「〇〇を紛失した」「〇〇丢了」(〇〇ディオラ)というフレーズを使いましょう。場合によってはさらに詳しい情報などを伝えなければなりませんが、まずは落ち着いてカード会社などに連絡をしていきます。場合によっては、公安発行の盗難証明などが必要で現地の公安に行かなければならないケースもありますが、付け焼き刃程度の中国語では対処できないので中国語ができる友人や知り合いなどに付き添ってもらう必要があります。

中国旅行でのポイント

中国は日本と同じく漢字を使う文化ですので、表記などはなんとか見て分かる場合が少なくありません。ただ国の文化や風習には違いがありますので、その点も理解しておくことも非常に重要です。

言語アプリが使えないことがある

中国はインターネット規制があり、GoogleのサービスやLINE、TwitterやFacebook、Instagramといったサービスを利用することができません。とくにGoogleなどで通訳をしようとする場合、中国では使えませんので注意が必要です。中国ではGoogle翻訳に似たサービスとして百度翻译というアプリがあります。もし中国に行くのであれば、先にスマホなどにダウンロードしておくと安心できます。同様にGoogle Mapsも使えないので、百度地图や高德地图などの中国向け地図アプリをダウンロードしておく必要があります。

通じなければ筆談で

同じ漢字使用国としての特権ですが、漢字表記であれば簡単に意思表示ができます。若い方であれば英語ができることもありますが、英語が通じない場合も多いので、スマホが使えないとしてもメモ帳などを使って筆談でコミュニケーションをしましょう。

まとめ 基本フレーズだけ覚えて旅行に行こう


このように短期旅行であれば、簡単なフレーズだけで十分に意思表示をして楽しむことができます。わたしも最初中国に行った時には「你好」くらいしか話せませんでしたが、それでも問題なく数週間旅行することができました。
最近ではスマホの翻訳アプリなどもありますので、以前に比べるとはるかに海外旅行のハードルは下がってきています。まずは基本的なフレーズだけを頭にいれて、思い切って旅行に行ってみると一生忘れられない思い出ができるかもしれません。

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中国系ブロガー・イラストレーター

りょう

20代で中国に渡り留学、その後日本語教師などを行い中国に住み続け今年で10年になる。趣味で始めたAmebaブログにて漫画で中国での生活を記録し始めたところ、Ameba運営から注目され2016年よりAmeba公式ブロガーに認定。中国での生活や文化の違いなどを紹介し続けている。
2017年6月「僕の!中国ローカル生活」が学研社より電子書籍で出版される。2018年には「Q&Aでわかる 中国人とのつき合いかた」にてイラスト提供。その他、中国のサイトにて毎週コラムを連載。

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