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初心者向け!独学ジャズピアノ練習法【元ジャズピアニスト講座】

ママライター/元ジャズピアニスト

花緒(Kao)

2児のママ兼Webライター。 産前、趣味ではじめたジャズピアノにはまり、レストランやバーでの演奏をしながら、ピアノ教室で非常勤講師として勤務…

こんにちは!元ジャズピアニストでママライターをやっています、花緒です。

ジャズピアノを弾きたいと思っても、ピアノ教室に習いに行くには、お金もかかるし時間もなくて行けない方、いると思います。
人が苦手でピアノの先生とうまくやっていけるか不安で行けないという方もいますよね。

今回は、ピアノ教室に行かなくても、独学でジャズピアノが弾けるようになる練習法をお教えしたいと思います。

難しい理論は全部後回しにして、まずは簡単な理論だけでジャズを体験してみませんか?

ピアノは弾けないという初心者の方でも、ピアノは弾けるけどジャズは初心者という方でも1曲は弾けるようになりますよ。

ぜひ参考にしてみて下さいね!

目次

  1. 初心者でもジャズピアノは弾けるようになるの?
  2. 独学は無理?初心者でも出来るジャズピアノの独学方法とは?
  3. これだけは覚えよう!音階とコードのしくみ
  4. 早速弾いてみよう!テーマとバッキングリズムについて
  5. マイナスワンを使ってジャズを体験してみよう!
  6. おすすめの独学練習法
  7. まとめ

ジャズピアノを弾いてみたい!弾けたらかっこいいな!と思っていても、なかなかきっかけはつかめないものです。

自分に独学が出来るのだろうか?初心者なのにジャズピアノが弾けるようになるのだろうか?など、やってみたいという気持ちと同じくらい、不安もあると思います。

初心者でもジャズピアノは弾けるようになるの?


ジャズピアノって、なんとなく難しそうというイメージがありますよね。
実はその通りなんです。
演奏するには、いろいろな事を知らないと難しいです。
ただ、楽譜通りに弾いてみてもジャズにはならないんですね。

コード・ボイシング・バッキング・理論・演奏形態・曲名・リズムetc・・・。

でも、「じゃあ出来ないじゃん。」とやってみる前からあきらめてしまってはもったいない。

せっかく興味をもったジャズピアノ。
全く出来ないのか?と聞かれると、「いいえ、出来ますよ。」と私は答えます。

だって、私も全くの初心者から始めましたからね。
ジャズを始める前までは、ほとんどクラッシックとロックやポップスしか聴いてこなかったので、ジャズの曲すら知りませんでした。

誰でも最初は初心者から始めますよね。

「別に何も知らなくても、適当に弾いていればいいんだよ。」
初めてジャズのジャムセッションに行った時に、プロのミュージシャンに言われた言葉です。

そんな事言われても、適当に弾く事が出来ないんですけど・・・。とかなり困りました。
実際、ジャズを習っていくうちに、結構いろんな情報が絡み合っているんだなと感じました。

正直、初心者の方が、一から全部やろうとすると訳がわからなくなってしまうと思います。

ですので、簡単ですとは言いません。
しかし、わかっていくうちにとても面白くなっていくのも事実です。

最初から情報を全て知ろうとしてしまうと、実際にピアノを弾くまでにとても時間がかかってしまうので、まずは「独学ジャズピアノ講座」の体験レッスンのような感じで、1曲弾けるようになってみましょう。

実際に私がレッスンで教えていたやり方と同じ方法です。
60分レッスンの1回目でやっていた内容と同じ方法をご紹介したいと思います。

そのために必要最低限のコードと理論をこれからお教えしますね。
本当に必要最低限の事だけで、実際に演奏してみるところまでいきたいと思いますので、出来るところだけをサクッと体験してみて下さいね。

今回の目標です。

マイナスワン(伴奏が入っている音源)を使ってジャズを1曲弾けるようになろう!

では早速、始めていきましょう。

独学は無理?初心者でも出来るジャズピアノの独学方法とは?


さて、独学でジャズピアノを習得するのは無理だと思っていませんか?

これは私の考えではありますが、結局のところ、何かを習得しよう、上達しようと思ったら最終的には独学になるんですよね。

録音して客観的に聴く
試行錯誤する
トライ&エラーを繰り返す

初心者であっても経験者であっても独学方法と言えばこれしかないです。

え?と思っていらっしゃると思いますが、例えば、ピアノ教室に行ったとして、先生に教えてもらった事を練習してみますよね。

先生に言われた事を思い出し、こんな感じかな、あんな感じかな、と自分で調整したり工夫したり、わからない事があったら調べてみたりしますよね。

これ、独学していると思いませんか?
言われた事を言われた通りに何も考えないで練習している場合は別ですが、大抵の場合、自分で試行錯誤しているのです。

立派な独学だと思います。

一番始めのきっかけ部分をわかりやすく教えてくれるのが先生。
それを実行するのは自分です。

進み具合によって、先人達の知恵や理屈を先生は知っています。
習得するための様々な情報を先生に教えてもらうのか、本やネットで、自分で習得するのか。
その違いだけです。

確かに先生について教えてもらった方が、早く習得できるかもしれませんね。

しかし、先生について教えてもらったがために、本来、自分で研究して発見するべき道筋を通らず、後々苦労するパターンも実はあるんです。

先人達は皆が皆、先生に教わったわけではないんですよね。
本当の意味で何かを習得しようと思ったら、独学は一番いい方法です。

ただ、独学だとどうしても1人ではわからない部分は出てくると思います。
違う方向へ進んでしまっていても気づかない場合もあります。

でもまずは、自分でやれるところまでやってみませんか?
初心者であっても、経験者であっても、上達したい気持ちがあれば誰でも始められますよ。

その後の事は、問題にぶつかった時に改めて考えてみましょう。

これだけは覚えよう!音階とコードのしくみ


知らない事が多いと思いますので、難しく考えずにまずは「あ、そうなのか。」と思っていただければ大丈夫です。

では音階のお話しから始めていきましょう。

スケール(音階)の話

世の中の音楽にはスケール(音階の事。以降スケールと表記します)があります。

スケールとは、「ドレミファソラシド」の事です。
このスケールには、すべての音から始まる「ドレミファソラシド」があって、全部で12音階あるのです。

今回は誰でもしっている「ドレミファソラシド」の音階の曲を使って練習しましょう。

この「ドレミファソラシド」はイタリア語です。
日本語では「ハニホヘトイロハ」、英語では「CDEFGABC」。

ジャズでは英語の「CDEFGABC」を使います。

まずは「ド=C」「レ=D」という英語での呼び方を覚えましょう。

このスケールは「Cメジャースケール」と言います。
ハ長調の事です。

ジャズでは、スケールの事を「キー(key)」と呼びます。
「メジャー」は省略して呼ぶので、「キーはC」になります。

◆曲にはスケール(音階)がある
◆スケール=ジャズでは「キー(key)」と呼ぶ=ドレミファソラシドの事
◆ドレミファソラシド=CDEFGABC
◆今回のキーはC

コードの話

コードとは和音の事です。
和音とは、2つ以上の音が同時に鳴っている状態の事です。

通常、3つの音を同時に鳴らしている状態をコードと呼びます。

そして、全てのコードには名前(コードネーム)がついています。

コードネームの見方の基本をお教えしますね。

コードネームは3つの構成から成り立っています。

1:一番左側がルート音。
この音から1つ飛びに3つの音を同時に鳴らすとコードがなります。

2:真ん中がメジャーコードマイナーコードか。
メジャーとは明るい雰囲気のコード。
マイナーとは暗い雰囲気になるコードです。

3:一番右側は5度より上の音を一緒に鳴らす場合に表記されています。
コードは3音で作られていますが、4つ目の音を弾く場合に、ここに数字や文字が表記されています。

コードの○度というのは、ルート音を1度として、スケール上から2度、3度、4度と番号を振ったものです。

ルート音から、1度・3度・5度の音を同時に鳴らすとCコードです。

コードは音楽の基本ですので、後々はしっかりと基本から覚えた方がいいのですが、今回は「あ、そうですか。」レベルで大丈夫です。

先に進みましょう。

早速弾いてみよう!テーマとバッキングリズムについて

最低限の理論をお勉強したところで、早速ピアノを弾いてみましょう。
ここでも、最低限の弾き方をお教えしますので、チャレンジしてみて下さいね。

まずは課題曲を決めましょう。
始めはブルースがいいと思います。

セッションでブルースを演奏する場合はFブルースが一番多くて、次にCブルース、B♭ブルースがあります。
(キーがFかC、B♭のブルース曲)

今回は、キーが一番簡単なCブルースがいいと思いますので、テーマが一番簡単な「C jam blues」を例にお話しを進めていきたいと思います。

オスカー・ピーターソンの演奏です。
こちらの演奏が参考になると思いますので聴いてみて下さい。

テーマの弾き方

まず始めは楽譜通りにテーマを弾きます。


かっこいいテーマを弾けるようにする事は後々で大丈夫です。
C jam bluesの場合は、ほとんどが楽譜通りに演奏されています。

楽譜通りのテーマをしっかりと弾けること。
その後に、テーマをアレンジしていきますが、今回は楽譜通りでいきましょう。

オスカー・ピーターソンの演奏を参考に、テーマの雰囲気をそっくりそのまま真似してみましょう。

ジャズの弾き方として、タタ、タタとは弾きません。
タータッ、タータッ ターッ、タータッ
のような弾き方です。

カタカナで表現するとニュアンスが正確には伝わらないと思いますので、プロの演奏を参考にしてみて下さい。

今回はブルースなので、ブルーススケールを使います。

通常の「ドレミファソラシド」の3度、5度、7度を半音下げた音を足したスケールがブルーススケールです。

ブルースでよく使われる音だけを並べてブルーススケールと呼んでいるのが次の音になります。


今はきちんと覚えなくても参考程度で大丈夫です。

コードの押さえ方

コードの押さえ方には、基本だけでも2パターンあります。

コードの押さえ方を「ボイシング」というのですが、理論的に説明すると時間がかかるので、ここだけははずさないで押さえよう、という2音だけを今回は弾きたいと思います。

その2音とは、コードの3度と7度です。

C7→E、B♭(ミ・シ♭)
F7→A、E♭(ラ・ミ♭)
G7→B、F(シ・ファ)

この2音さえ押さえておけば、どちらの音が上でも下でも構いません。
ミ・シ♭でもシ♭・ミでもいいという事です。



ベースがルート音を弾いてくれるので、ピアノはルート以外の音をコードとして鳴らす事が基本になりますので、最低限、3度と7度を弾いておけばコード感がばっちり出るというしくみです。

バッキングリズムを覚えよう

「バッキング」とは、テーマやアドリブの時に、左手で生み出すリズムの事です。

「コンピング」とも呼びますが、バッキングで通じます。

ピアノトリオの場合は、主に左手で弾くコードのリズムを指します。
ピアノはリズム楽器ですので、リズムをしっかりと出すという役目があります。

バッキングのパターンもいろいろなパターンがありますが、今回は2パターンのみを覚えます。

始めのパターンは1拍目にジャーンと弾いたら4拍伸ばしたまま、次の小説でまた1拍目に弾くというパターンで一番簡単です。

このパターンを弾くと、リズムが出ないので他の楽器の人に嫌がられますが、初心者で練習中のうちはこのパターンでOKです。

2つ目のパターンはよりジャズに近づいたパターンで、ミュージシャンもよく弾くパターンです。

正確には4拍裏に次のコードを前乗りで弾くのですが、ややこしくなってしまうので、今回はリズムの習得だけできればOKです。

しかしこのパターンは結構難しいです。
途中で頭が混乱してくるかもしれませんので、リズム練習をたくさんやりましょう。

両手で弾いてみよう

では、テーマを弾きながらバッキングを弾いてみましょう。

片手ずつ練習していた時は、特に問題なく弾けていても、両手になると弾けなくなる人はとても多いです。

それは、バッキングのリズムが裏拍で入っているので、リズムがわかりにくくなってしまうのです。

その場合は、1拍目で弾いた後、4拍伸ばしてしまいましょう。
テーマの最初の「ソ」と同時に弾いてしまう、という事です。

初めてなので、バッキングがうまくいかなくても大丈夫です。
出来れば、2拍4拍の裏でバッキングを入れてみると、一気にジャズっぽくなる、というだけですので、出来るようでしたらやってみて下さい。

アドリブフレーズを覚えてみよう

アドリブフレーズは本来であれば即興なので作られたものを弾いたりはしないのですが、今回は練習という事でフレーズを2つだけ覚えてみましょう。


1つ目は「ド・ミ」だけを使ったパターンです。
音の長さと、ド・ミなのかミ・ドなのかの違いです。

2つ目は「ファ・ミ♭」だけを使ったパターンです。
一つ目と同じで音が違うだけですので簡単だと思います。

この2つを覚えてみて、テーマの後に弾いてみます。
1パターンだけでもいいですし、2パターン弾いても構いません。

この後、マイナスワンという伴奏を使って、実際にジャズセッションの体験をしますので、その際に使うためです。

ひたすらリズムを意識しながらアドリブフレーズを弾いてみます。
その際、出来れば左手でバッキングも入れてみます。

出来そうになければ、1拍目に弾いて4拍伸ばすか、またはバッキングは弾かずにアドリブフレーズだけを弾いてみましょう。

マイナスワンを使ってジャズを体験してみよう!

では、練習した成果を試してみましょう。
マイナスワンを使って練習してみたいと思います。

「マイナスワン」とは、伴奏が録音されたもので、カラオケ状態になっているものです。

主に個人練習で使います。

始めのうちは、YouTubeにアップされているマイナスワンで充分に練習できますので、こちらで練習しましょう。

YouTubeで「C jam blues Play along」で検索してみてください。

すると何曲か、候補の曲が出てきます。
どれでもいいので、1つ選び、伴奏をかけながら弾いてみましょう。

ピアノのバッキングが入っているパターンでも大丈夫です。

一緒に弾く事で、バッキングリズムを参考に出来ますし、もしバッキングまで一緒に弾けないという方でも右手のみで参加できるので使えますよね。

テーマ→アドリブ(数コーラス)→テーマ

この順で伴奏が入っています。
アドリブのコーラス数はものによって違うので、大体3コーラス位弾いたらテーマに戻って終わってしまって大丈夫です。

いかがですか?
とっても楽しくないですか?

かなり簡単な説明ではありましたが、「C jam blues」弾けましたよね。

スマホでもいいので、録音して聴いてみると、結構かっこよく弾けているのでさらに楽しくなってきますよ。
そして、独学には録音をして客観的に聴いてみる事が一番いい方法ですので一度録音してみて下さい。

何回も練習しているうちに、少しずつコツをつかんできてわかる事が増えてきますので、さらに練習してみて下さいね。

YouTubeじゃちょっと使いにくいな、と思われた方は、マイナスワンのCD付き楽譜が売られていますので、探してみましょう。

例えば次のような楽譜です。

(※このマイナスワンにはC jam bluesは収録されていません)

これにはCDがついているので、CDをかけるとジャズの伴奏が流れます。
この伴奏に合わせて、練習した曲を一緒に弾く事で、ジャズセッションの体験が出来るという、とてもステキな楽譜です。

初心者で、人とセッションをするのはまだ難しい、という方にはとてもおすすめです。
弾きたい曲が入っているマイナスワンを選んでみるといいと思います。

テーマやアドリブの構成(何コーラスアドリブがあるか)が決められているのですが、始めは決まった構成の中で練習する方がやりやすいと思うので、ぜひ使ってみて下さい。

おすすめの独学練習法

さて、1曲弾けるようになったところで、今後の事をお話ししましょう。

今回お教えした事は、実際にジャムセッションなどに行って演奏するために必要な知識としてはほんの数パーセントの情報です。

1.コードの知識
2.イントロ、エンディング
3.アドリブ
4.ジャズの演奏構成

セッションで必要になる知識としては最低でもこの4つをお勉強する必要があります。

目標を決めよう

これから独学でジャズピアノを勉強するにあたり、各項目の合格を決めるのは自分です。
何をどこまで勉強するのか、どこまで勉強したらセッションに行ってみるのか。
(もちろん、セッションに行かずに1人で楽しんでいただいても構いません。その場合もゴールは同じです。)

まずは目標を決めなければいけませんよね。

何度もお話ししている通り、始めからすべての情報を知ろうとすると膨大な量になってしまうので、一番設定しやすい目標としては、課題曲を決めて、課題曲に必要な知識を勉強していく、というやり方が始めやすいと思います。

今回の課題曲、C jam bluesに関しては、これで終わりにして他の課題曲を探してもいいですし、このままブルースを勉強してアドリブを1人で取れるようになってもいいと思います。

独学で難しいのは、この合格ラインを決める事でしょう。

私の場合は、ジャムセッションでよく演奏される曲を課題曲とし、コード進行が簡単な曲から練習していきました。
ジャズピアノの教室でも、大体が同じやり方でレッスンを進めていく事が多いです。

【コード進行が簡単&セッションでよく演奏されるスタンダード曲】
・ブルース(F、C)
・枯葉
・酒とバラの日々
・バイバイブラックバード
・いつか王子様が

ジャズをやるなら、ブルースと枯葉は定番中の定番です。
楽譜がなくてもほとんどの人が演奏出来ます。

まずはブルース、枯葉あたりを練習してみるといいと思いますよ。

独学でうまくなれる?

独学でとてもステキなジャズピアノを演奏するミュージシャン仲間がいました。
はっきり言って、自分は師匠について教えてもらっていたのに、何を勉強していたのだろうと自分を見失う程の衝撃でした。

ですので独学でもプロとしてやっていける程の腕前までなる事は可能です。

プロレベルにまでなりたい場合は、相当の練習量と研究が必要になりますが、実際にセッションに来ていた人のほとんどは趣味でした。
そして、独学の人にも結構出会いました。
みなさん、とてもステキなピアノを弾いていました。

好きだから、面白いから、楽しいから、自分でいろいろ研究して練習するのだと思います。
どこまで出来るようになるかは、自分次第なんですよ。

具体的な練習方法

残念ながら、ジャズピアノの練習に効率よく最短の時間でうまくなる方法など存在しません。

地味ではありますが、確実にステップアップしていける方法をご紹介します。

1.実際に鍵盤を弾いて指を動かす
2.コードをすべて覚えてボイシングの研究をする
3.スケールをすべて覚える
4.名曲をコピーする
5.自分のアドリブ研究をする
6.リズム練習をする
7.とにかくたくさんの名盤名曲を聴く

この7つはすべてはずせない項目になります。
どれを抜かしても、いずれ通らなければいけない道です。

実践方法

1.実際に鍵盤を弾いて指を動かす

準備体操、筋トレの役割に当たります。
ピアノを弾くには少なくとも指の筋肉が必要になります。
速いフレーズなどは、指が動かなければ始まらないので、出来るだけ指を動かします。

ハノンは指のトレーニングのための教材です。
クラッシックピアノでよく使われていますが、指の練習には最適な教材だと思いますので、ぜひやってみて下さい。

2.コードをすべて覚えてボイシングの研究をする

コードを全て覚える事は音楽を演奏する上での基本になりますので、頑張りましょう。
今回は理論的に詳しいお話しは省きましたが、本でもネットでもお勉強する事は出来ますので、頑張ってください。

またジャズはコードのボイシングの仕方で、よりジャズっぽく、かっこよくなります。
基本のボイシングを勉強した後は、自分なりのボイシングを研究すると、より幅が広がりますので、チャレンジしてみて下さいね。

3.スケールをすべて覚える

スケールもコード同様、はずせない知識の1つです。
先ほどご紹介したハノンに全調載っていますので、基本の12種類のスケールはすぐにわかるようにしておきましょう。

4.名曲をコピーする

ジャズの全てにおいて、コピーが基本です。
楽譜が読める方は、どうしてもコピー譜などに頼りがちになってしまいますが、コピー譜は答え合わせに使う程度にして、耳で聴いてコピーしましょう。

先人達のテーマアレンジ、アドリブから学ぶ事はとても多く、やはり先人の真似から入るのが一番いい方法です。
どれだけコピーをして、自分の引き出しを増やすのかがジャズにおいては大きなポイントになりますよ。

5.自分のアドリブ研究をする

アドリブを取れるようになること、かっこいいアドリブを目指したい、というのはジャズを演奏する人にとっては一番のモチベーションになります。

このためにジャズをやっているといっても過言ではないでしょう。

始めのうちは、何をどう弾いたらいいのか全くわからず、何も弾けない、1音しか弾けない、1フレーズしか弾けない、という状態ですが、本当に少しずつ弾ける事が増えてくるようになります。

たくさんのアドリブをコピーして、ニュアンスやフレーズを覚えましょう。
その際、アドリブの理論から先にお勉強してしまうと、後々アドリブが取れなくなってしまうので、先にコピーをしてから理論を照らし合わせるという方法にしましょう。

6.リズム練習をする

ピアノはリズム楽器なのですが、この意識がなくピアノを弾いている方はとても多いです。

クラッシクピアノの場合は別ですが、ジャズやポピュラーでは、ベース・ドラムと一緒に曲のリズムを生み出す立ち位置にいる事を忘れないでください。

特に、人とセッションをする場合はグルーヴ感を生み出すためにリズムがとても重要になります。

メトロノームに合わせて、テンポキープをする事。
これだけでも結構出来ないものです。
普段の練習の時から、リズムを意識する事を心がけましょう。

7.とにかくたくさんの名盤名曲を聴く

名盤名曲にはとてもステキなジャズの曲がたくさんあります。
映画音楽などのスタンダードナンバーに始まり、ミュージシャンのオリジナルもとても素晴らしい曲が多いです。

また、CMで使われていたり、お店などのBGMで流れていたりとジャズは意外と日常耳にする事があります。

○レッド・ガーランド/グルーヴィー

○オスカー・ピーターソン/プリーズ・リクエスト

○ウィントン・ケリー/ウィスパー・ノット+1

このあたりは、初心者でも聴きやすく、知っている曲もあると思いますのでぜひ聴いてみて下さいね。

まとめ

今回は、独学でジャズピアノが弾けるようになる練習法を簡単な理論だけで体験していただきましたがいかがでしたか?

独学のポイントを復習しましょう。

録音して客観的に聴く
試行錯誤する
トライ&エラーを繰り返す

ジャズを独学で勉強するための教本はたくさんあるのですが、一度にたくさんの情報が書かれてあるので、初心者の場合はその取捨選択が出来ずに挫折してしまうんですよね。

ジャズピアノをやっていこうとすると、知らなければいけない事がたくさんある事は確かです。

ですが、何かを習得するには順序がありますよね。
文字がわからないと日記が書けない、というように関連している事がありますので、一度にわかろうとしないで少しずつ勉強していくのが一番いいと思います。

先が長いという事を知っている事。
1つ1つ階段を登っていかなければいけないという事。
そのための先生は自分しかいないという事。

有名なジャズピアニストのビル・エヴァンスがこのような事を言っていました。

かなり昔に読んだ本なので、どのように表現されていたのかは忘れてしまったのですが(正確な文章ではなくてすみません)私はこの言葉を胸に今まで頑張って練習してきました。

この事をしっかりと理解していれば、独学でジャズピアノを弾く事は出来るようになります。

客観性をしっかりと持って、冷静に練習していく事が求められますが、本気でやろうと思えば意外とやれてしまうのも人間です。

「好きこそものの上手なれ」
下手でも何でもいいので、まずはチャレンジしてみる事。
この一歩を踏み出して、楽しいジャズの時間を過ごしてみましょう。

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ママライター/元ジャズピアニスト

花緒(Kao)

2児のママ兼Webライター。

産前、趣味ではじめたジャズピアノにはまり、レストランやバーでの演奏をしながら、ピアノ教室で非常勤講師として勤務。

出産を機にピアノ業を引退。2児のママになるが、長男が発達障害であるため、普通とは違う育児を経験中。その育児経験を活かし、Webライターとして活動中。

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