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失敗しない白菜の育て方 -種蒔き時と防虫対策に注意-

野菜栽培歴4年

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長期にわたって野放し状態で、雑草だらけだった畑の耕耘からスタートして4年、野菜栽培もようやく軌道に乗ってきました。発芽に失敗したり、台風や季…

白菜の露地栽培(注)を始めて4年になります。1年目は苗から育てて成功、2年目は種蒔きにチャレンジしたものの、種蒔きの時期を間違えて失敗、3年目からは種蒔きの時期を慎重に見極めるようにして、うまく栽培出来るようになりました。
白菜は冬の鍋料理に欠かせない代表的な野菜で、栽培も比較的やりやすい野菜ですが、そのキーポイントは種蒔きのタイミングと防虫対策にあります。暑い夏をやり過ごして、涼しい秋になってから種蒔きを始めたのでは、もっとも成長する時期と寒くなる時期が一致してしまい、順調に成長しない株が出てきてしまいます。「冬に食べる白菜は夏に蒔く」です。
ここでは白菜の露地栽培を始めたい方のために、種蒔きから収穫までの手順や注意点を中心に解説します。また、関東地方南部における栽培を前提に解説します。
野菜の栽培では、種子以外にも肥料や育苗用器材、防虫ネットなど、様々な材料、器具を使いますが、いずれも園芸店やホームセンター、ネットで容易に入手出来ます。
白菜は、種蒔き時を間違えず、そして苗の防虫対策を行えば、栽培がそれほど難しい野菜ではありません。ぜひ、チャレンジしてみてください。

(注)露地栽培とは
温室やビニールハウスなどを使用せずに、畑で自然に近い環境で野菜を育てることを言います。

目次

  1. 品種の選定-栽培期間が短く耐病性の優れた白菜から-
  2. 栽培期間-栽培時期を守る-
  3. 種蒔き・育苗-時期と覆土厚、苗の乾燥に注意-
  4. 畑の準備-白菜は連作を避ける-
  5. 肥料の種類と選び方
  6. 畝作り-白菜の株間は広めに-
  7. 植え付け-植え付け後の乾燥に注意-
  8. 防虫対策-ネットや殺虫剤で白菜を害虫から守る-
  9. 成長期の追肥-同時に中耕・土寄せをしよう-
  10. 収穫-白菜が固く締まってきたら-
  11. 保存-白菜は収穫せずに畑で保存-

品種の選定-栽培期間が短く耐病性の優れた白菜から-

白菜を育ててみようという方がまず困るのは品種(種子)の選定ではないでしょうか?白菜の種子自体はほぼ通年で販売されており入手しやすいですが、種類が多いので最初に選定の段階で困ってしまいます。

品種による違いは?

白菜の品種の選定について解説する前に、野菜全般について解説します。白菜に限らずほとんどの野菜には栽培期間の違いによって早生(わせ)や晩生(おくて)、中生(なかて)などの品種があります。さらに環境や病気に対する耐性、栽培の難易度、外観・形状・味などの違いによって様々な品種が登場する場合が多く、選定を一層難しくしています。

早生、晩生、中生とは?
同じ野菜でも比較的栽培する期間が短い品種を早生品種、逆に期間が長い品種を晩生品種、その中間を中生品種と呼びます。極早生や中晩生などという呼び方もありますが、いずれも栽培期間の相対的な長短を意味しています。

代表的な白菜の品種

代表的な白菜の品種とその特徴を以下に示します。
・さとぶき(サカタのタネ社)
黄芯の白菜で、甘みがあり病気にも強い品種です。種蒔き後75日程度で収穫になります。

Amazonより引用
・富風(サカタのタネ社)
耐寒性に優れた大型の白菜で、中晩生品種です。収穫期間が長く専門家向けの品種です。

Amazonより引用
・オレンジクイン(タキイ社)
結球の内部が黄色で、漬物から煮物まで用途の広い白菜です。中早生品種で、暖地向きです。

Amazonより引用
・黄ごころ(タキイ社)
耐病性に優れた品種で、内部は黄色になります。同じ黄ごころにも早生品種と晩生品種があります。早生では種蒔き後60日程度で収穫出来ます。

Amazonより引用
・無双(タキイ社)
耐病性、耐寒性に優れている早生品種です。生育旺盛で育てやすいです。

Amazonより引用

これら以外にも多くの品種がありますが、露地栽培を行おうとする初心者の方には、栽培期間が比較的短い早生や中生の品種で耐病性に優れたものが栽培しやすいと思われます。晩生品種は栽培期間が長い分、気候や害虫の被害を受けるリスクも高くなります。また、栽培する地域で実績のある品種を種子の購入店で確認し、それで栽培を始めてみるのもよいでしょう。栽培に慣れてきたら、早生品種と晩生品種を組み合わせるなどして、長期に収穫を楽しむこともおもしろいです。

栽培期間-栽培時期を守る-

地域や品種により多少の違いはありますが、一般的には白菜は8月後半に種を蒔いて9月に苗の植え付け、11月下旬から1月にかけて収穫を楽しむ野菜です。種蒔きや育苗の期間はまだ暑さが残る時期ですが、寒さの到来に呼応して大きく成長し、やがて葉が結球して収穫時期を迎えます。品種や環境条件にもよりますが、白菜は種蒔きから収穫開始まで中生品種でおよそ3か月程度を要します。

以下の図表は各地域における栽培時期の目安を示したものです。品種による差異もありますので、種子の袋に記載されている栽培時期を守って育てる必要があります。

種蒔き・育苗-時期と覆土厚、苗の乾燥に注意-

白菜の栽培を始めたいという方から、10月に「そろそろ種蒔きを始めてよいのか?」と聞かれることがあります。白菜は冬の野菜、だから秋口に栽培を始めればよいという思い込みがあるようです。

前述したとおりで、白菜は8月後半から9月上旬のまだ暑さが残っている時期に種蒔きを行う必要があります。このタイミングが重要で、種蒔きの時期が遅れてしまうと、成長しても結球しないなどの弊害が出てしまいます

種蒔きの方法としては育苗用ポットやトレーを使うポット/トレー蒔きが有効です。ポットやトレーは径が5cm程度のものが扱いやすいです。このポット/トレーを市販の種蒔き用培養土(発芽に必要な肥料が含まれている種蒔き専用の土)で満たして種蒔きを行います。下の写真は種蒔き用として販売されているポットやトレーの例です。様々な形状・サイズのものがあります。

苗ポット 10個入 9.0cm

苗箱 12穴 19x15x9.5cm(黒)

下の写真は種蒔き用培養土の例です。

元気くんSタイプ 25L

種蒔きは1ポット当たり3粒程度で行いますが、覆土の厚さを薄め(4mm程度)にするのがコツです。また種蒔きの前にあらかじめ培養土を湿らせておき、種蒔き直後の水やりは控え目にして、水やりによる種子の移動を防止します。

乾燥を防止し暑さによる発芽不良をおさえるために、種蒔きしたポットやトレーの保管は半日陰で行い、表面が乾燥してきたら随時水を与えるようにします。双葉に続いて本葉が出てきたら、元気な1本を残し間引きします。本葉が4枚程度まで成長してきたら、植え付けをはじめます。


上の写真は本葉が2~3枚まで成長した苗です。種蒔き後2週間を経過しています。

直蒔き(畑に直接、種を蒔く方法)による栽培も可能ですが、暑い時期ですので、日照りによる乾燥に注意する必要があります。種子の蒔き方はポット/トレー蒔きと同様で薄めに覆土します。

種蒔き後は、乾燥防止と防虫対策のため、不織布をベタ掛けします。掛けたあとは風で飛ばされたりしないよう、4辺に土を載せておきます。発芽し、芽が不織布を押し上げるようになったら、不織布をはずして間引きを行います。

不織布とは?
不織布は、その名前のとおり”織っていない”布で、繊維を絡めたりして作られる布のことです。野菜の栽培では育苗期間などの保温や保湿、防風用に使用されます。様々なサイズのものが販売されており、畝にベタ掛けして使うのが一般的です。

写真は(株)コメリが販売している不織布です。

種子から育てる時間がなかったり、少量を栽培したい場合には、苗を購入して植え付けるのが、発芽失敗のリスクもなく効率的な方法です。時期が来ると園芸店などに白菜の苗がならびますので、それを購入して用意した畑に植え付けることになります。本葉の状態を確認して、本葉が出揃っていないようなら、出揃うまでは半日陰で保管しておきます。苗は通常、4株単位で販売されていますが、ほとんどの場合、品種は選べません。

畑の準備-白菜は連作を避ける-

白菜はアブラナ科の野菜です。アブラナ科の野菜は連作(毎年、同じ場所で同じ野菜を栽培すること)による障害が発生しやすい野菜です。これを避けるために、栽培する畑の場所を3~4年の間隔をあけて使用するのがよいです。また大根や小松菜、ブロッコリーもアブラナ科の野菜ですので、注意が必要です。
畑の場所が決まったら、苦土石灰や肥料を与え、植え付ける畝を作ります。

石灰散布と耕耘-植え付け2週間前-

最初に石灰を散布し1回目の耕耘を行います。植え付けの2週間程度前に行うのが目安です。苦土石灰を1㎡当たり100g程度まいて、深さ30cm程度まで耕します。石灰は風で飛ばされやすいので、作業は風の弱い日に行います。


苦土石灰(粉) 5kg

石灰とは?
石灰は肥料ではありません。
石灰は畑の酸度を調整するために使用するものです。日本の畑は酸性に傾いてしまう傾向がありますので、これを中性に近づけるために石灰を使用します。石灰によりpH値(注)を上げるわけです。

ただ、酸度は短期間ではあまり変化しませんので、普段から野菜栽培に使用している畑で、直近1年以内に石灰を使用している場所なら、石灰の使用を省略しても大丈夫です。また、イモ類を除くほとんどの野菜は弱酸性か中性を好みます。土の酸度を測る土壌酸度計が販売されていますので、入手して、半年に1回程度はpH値を確認するのがよいです。

(注)pH値
酸度を示す値で、中性を示す7.0を中心にして、数字が小さいほど酸性が強く、大きいほどアルカリ性が強いことを意味する。

施肥-植え付け1週間前-

植え付けの1週間前をめどに堆肥と化成肥料をまき、再度耕します。1㎡当たり堆肥は1kg程度、化成肥料は100g程度をまいて、土全体に混ぜるようにします。このように種蒔きや苗の植え付け前に畑に施す肥料を元肥(もとごえ)と呼んでいます。堆肥としては完熟堆肥を使用します。化成肥料としては「8_8_8」と記載された肥料を使います。

初心者にとっては、肥料の選定も野菜栽培を難しくする要因になっています。肥料全般に関して次章で解説しましたので参考にしてください。

堆肥の例(田舎の堆肥 25L/3袋セット)です。

化成肥料の例(有機入り 化成肥料 8-8-8 10kg)です。

肥料の種類と選び方

肥料とは?

野菜を確実に成長させるためには、日光と水以外に栄養素が必要になります。この栄養素を含むのが肥料です。
肥料には、3栄養素(窒素、リン酸、カリウム)がある割合でミックスされて(あるいは単体で)含まれています。また、3要素以外の栄養素を含むものもあります。この配合の割合や、肥料の元になる原料の製造法の違いなどによって、様々な肥料が存在しています。

堆肥とは?

堆肥は厳密にいえば肥料ではありません。ただ堆肥には、土壌を改良して野菜が育ちやすい環境にする効果がありますので、後述の有機肥料に似ています。そのため栽培を始める前に元肥の一部として畑に施されますが、栄養素は含まれていません。
樹木の葉や草などを腐らせて作るのが一般的で、完熟堆肥の使用をお勧めします。

有機肥料と無機肥料

肥料は有機肥料と無機肥料に大別されます。
牛や豚、馬の糞などの有機物をベースにして作られた肥料を有機肥料と呼びます。即効性はないものの、長期間に亘って徐々に野菜に働きかけてくれる効果があります。

一方、自然由来の鉱物をベースにして製造された肥料を無機肥料と呼びます。無機肥料は水に溶け、即効性が期待できます。
ただ、いずれの場合も栄養素が含まれているものの、その種類や含有量は保証されません。

化成肥料とは?

化成肥料は化学工業的に作られた無機肥料のことです。含まれる栄養素の種類と量が保証されているので、安心して使うことが出来ます。即効性も期待出来ます。化成肥料が普及して以来、本来の無機肥料はあまり使われなくなってきました。
化成肥料には、3つの数字が記されています。これは単位量当たりの窒素、リン酸、カリウムの含有量を示しています。数字が大きいほど含有量が多いことになります。

肥料の選び方

野菜の栽培では、肥料を与えるタイミングとして、初期の元肥と成長期の追肥の二通りがあります。
元肥としては持続性と即効性の両面から、完熟堆肥と化成肥料、または有機肥料と化成肥料を併用するのが一般的です。有機肥料は臭いが気になる場合がありますので、完熟堆肥と化成肥料の併用をお勧めします。

化成肥料には栄養素の含有量の差異により多くの種類が存在します。そして野菜にも、3栄養素を均等に要求するものや窒素分は少なくてよいものなど、個性があります。
3栄養素が均等に配分されている化成肥料と、窒素分が少なめなものの二種類を用意しておき、栽培する野菜に応じて使い分けるのがよいでしょう。
なお追肥には、即効性を期待して化成肥料を使うのが一般的です。

肥料の袋には、含まれる肥料成分や使い方、どんな野菜に適しているかなどが記載されています。ぜひ一読してみてください。

畝作り-白菜の株間は広めに-

施肥の後に畝を立てます。高さ5cm、幅60cm程度の畝です。畝の長さは植え付けする野菜の株数に依存しますが、50cm間隔で10株を植えるとすると5.5mほどの長さが必要になります。白菜は葉が大きく広がって成長しますので、株間50cm程度の間隔はほしいです。畝の中心部分に一列で苗を植えます。

植え付け-植え付け後の乾燥に注意-

本葉が4枚になった頃に用意した畝に植え付けます。ポットの土を崩さないように注意して、ポットの土の表面と畝の表面が同じ高さになるように植え付けます。その後、たっぷりと水を与えます。
植え付け後は乾燥に注意し、土の表面が乾いてきたら水やりを行います。

防虫対策-ネットや殺虫剤で白菜を害虫から守る-

防虫ネットのトンネル掛け

植え付け後は防虫ネットを畝全体にトンネル掛けして、苗を害虫被害から守ります。植え付けたらすぐにトンネル掛けするのがよいです。蒲鉾形の支柱を畝に立てて、その上にネットを被せて畝全体を覆う方法をトンネル掛けと呼びます。この時、畝の4辺に隙間が出来ないように土を被せます。
直蒔きした場合は、不織布をはずしたあとにすぐに防虫ネットをトンネル掛けします。
写真は植え付け後に防虫ネットを掛けた状態を示しています。苗が成長して葉がネットにつかえるようになったら、ネットをはずします。下の写真は苗を受け付けたあとに防虫ネットを施した状態を示しています。(上から見ています)

防虫ネットや支柱は様々なサイズのものが販売されていますので、畝のサイズに合ったものを選ぶようにします。

写真の防虫ネットは(株)カメリが販売しているものの例です。

写真の支柱は(株)カメリが販売しているものの例です。

殺虫剤を使う

殺虫剤には多くの種類がありますので、どれを使ったらよいのか悩んでしまいます。白菜の場合は生育初期のアブラムシ対策が重要ですので、ここではアブラムシ対策を中心に殺虫剤の選び方や使い方を解説します。

殺虫剤の種類-使い方による分類

一般的に使用される殺虫剤には、土壌に蒔いて使う粒状タイプとスプレー式で野菜に直接吹きかけるタイプ、水で薄めて使うタイプの3種類があります。このうち粒状タイプのものとスプレーで吹きかけるものが、使い方も簡単で初心者の方に適していると思われます。水で薄めて使うものは、広い面積を一気に害虫駆除したい場合などに有効です。

そして殺虫剤によって対象とする害虫も多少は異なりますが、「野菜用」と記載されている殺虫剤なら、アブラムシ対策に使えます。個々の殺虫剤にはその効果や使い方などが詳細に記載されていますので、記載内容に沿った使い方をしましょう。
殺虫剤としては粒状殺虫剤とスプレー式の二種を用意しておき、場面に応じて使い分けるのがよいでしょう。

浸透移行性の粒状殺虫剤-植える前に使う-

粒状の殺虫剤としては浸透移行性の粒剤のものが、確実に害虫を防除出来、扱い方も簡単です。植え穴にこの粒剤を蒔いてから苗を植え付けます。殺虫剤の成分が根から吸収され、野菜全体に行きわたります。結果、長期間にわたって防虫効果が継続します。

オルトランDX粒剤 1kg

スプレー式殺虫剤-害虫を見つけたら即、吹きかける-

この殺虫剤は殺虫効果を持つ液体を直接、野菜に吹きつけます。初期の段階に限らず、大きく成長した野菜でも使えます。しかし、使用回数に制限があったりしますので、使い方をよく確認してから使う必要があります。
この殺虫剤を効果的に使うためには、早めに害虫を見つけ、見つけたらすぐに吹きつけることが大事です。特に生育初期の段階では、害虫がいないかを定期的に観察するのがよいでしょう。

住友化学園芸 ベニカベジフルスプレー 420ml

成長期の追肥-同時に中耕・土寄せをしよう-

植え付け後、本葉が8枚程度になった頃に1回目の追肥を行います。1㎡当たり30g程度の化成肥料(元肥で使用した化成肥料と同じもの)を株の周辺に散布し、併せて中耕・土寄せを行います。中耕は株の周辺を軽く耕す作業で、雑草を抑制して土が固くなるのを防止します。土寄せは周辺の土を株に寄せる作業で、根が浮き出てしまうのを防ぎます。

下の写真は追肥した時の苗の状態を示しています。追肥するためには防虫ネットをはずしてまた掛けなおすといった面倒な作業もありますが、害虫から野菜を守るためには仕方ありません。

1回目の追肥の2週間後をめどに2回目の追肥を行います。1回目と同じ要領で行います。ただ、2回目の時は中耕・土寄せは控えたほうがよいです。育った根を痛めてしまう場合があります。
成長が進んで、葉が混みあっている状態なら、2回目の追肥は必要ありません。元肥を確実に施していれば、経験上、追肥は1回で済みます。
下の写真は種蒔きから50日後の状況を示しています。10月に入り成長が加速しているように感じますが、結球するにはまだまだです。

収穫-白菜が固く締まってきたら-

白菜は寒さが増してくるのに呼応して結球(注)が進み、かたく締まってきます。球が固く締まってきたら収穫のサインです。球をやや斜めに押して包丁などで根元から切って収穫します。
(注)結球とは?
株の中央部分の葉が固まって球状になること。外側の葉は結球しない。

写真は結球が進んでいる状態を示していますが、種蒔き後90日が経過しました。まもなく収穫を迎えられそうで、一安心です。気にするほどの害虫被害もありません。
米粒にも満たない種子が、3か月余りの間に体重3kg、身長30cm近くまで成長したわけで、なんとも不思議な気がしてきます。

今回の白菜栽培で反省が一つあります。写真のとおりで、株同士がかなり混みあって、窮屈そうにしています。植え付け時に畝の長さを十分に確保出来なかったので、株間40cm程度で植え付けてしまいました。結果、隣の株と外葉が重なり合うような状況になってしまいました。病気にもならずに成長したからよかったものの、風通しを考えるとやはり50cmはほしいです。

保存-白菜は収穫せずに畑で保存-

同時にたくさんの野菜を収穫しても処置に困ってしまいますが、白菜は収穫時期を迎えたものでも、収穫せずにそのまま畑に放置しておいて大丈夫です。ただし、外葉で球を包み、株全体をひもでしばっておくという寒さ対策が必要です。この保存方法ですと、経験上、1か月程度は放置できます。外葉を一枚はがし、これを株の頭に帽子を被るように乗せておくとなおよいです。

また、収穫した白菜は、新聞紙などでくるみ日陰に立てておいても、しばらくは保存出来ます。

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野菜栽培歴4年

fnp2101

長期にわたって野放し状態で、雑草だらけだった畑の耕耘からスタートして4年、野菜栽培もようやく軌道に乗ってきました。発芽に失敗したり、台風や季節風、動物にやられたりと多くの失敗もありましたが、このような実体験をベースに、「失敗しない」野菜の育て方について、わかりやすく解説していきたいと思っています。

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